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キャリア・ポートレート コンサルティング
「自律した個として強い職業人」をつくる人財教育
書籍『コンセプチュアル思考』もくじ
第1章 「コンセプチュアル思考」を知る
「コンセプチュアル思考」とは何か?
時代はつねに新しい思考法を要請する
サイエンスの思考・アートの思考・フィロソフィーの思考
「真・美・善」それぞれに適した思考法
「人間中心の時代」において「意の思考」は必須の能力
コンセプチュアル思考の系譜
思いや信念といった「主観」の重要性が見なおされる
│鍵概念①│抽象と具体
4つの鍵概念と「ハンモック・モデル」
抽象とはある要素を引き抜くこと
抽象度を上げると漠然さが増すのはなぜか
具体とはそれに備わるものを一つ一つみていくこと
抽象の裏に捨象あり
抽象と具体の往復幅が認知の深まりになる
│鍵概念②│「一」対「多」
「on=~の上に」ではない!?
おおもとの「一」をつかめ
│鍵概念③│概念・観念・信念・理念
抽象によってとらえた内容─それが「コンセプト」─042
定義がコンセプトを形づくる
「概念」は多数で了解するもの、「観念」は個別で取り込んでいるもの
概念を超え、観念を研ぎ澄まし、理念や信念にまで昇華させる
コラム│「a事業」を定義するか「the事業」を定義するか
│鍵概念④│「πの字」思考プロセス
引き抜き、とらえ、ひらく
観が醸成されていく仕組み
「ぶれない軸」を持つとは
コンセプチュアル思考の定義
第2章 ものごとの本質をつかむ
根源探索 ものごとのおおもとを見つめる
「春」の奥にある「はる」というコンセプトに気づく
辞典は根源探索の大洞窟
語源を探ること自体がすでにコンセプト形成の作業
定義化ワーク1-A│自分の名前の文字の根源を探る
定義化ワーク1-B│職種名・業種名の根源を探る
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記①
│スキル1│定義化 ものごとの本質をつかみ表す
「定義」によってものごとに本質的特性と仕切りが与えられる
内包と外延
客観的定義と主観的定義
根幹的な概念ほど定義の質に差が出る
真に画期的な商品・事業は意志的に定義を変える
定義化ワーク1-C│みずからの職種・業種を定義する
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記②
第3章 ものごとの仕組みを単純化して表す
│スキル2│モデル化 思考上の模型づくり
図的な情報表現 データの視覚化から概念の視覚化まで
図解と図観
図化表現の技法一覧
モデル化ワーク2-A│概念を1枚の図に表す
モデル化ワーク2-B│みずからの職種・業種をモデル化してとらえる
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記③
モデル化ワーク2-C│ものごとを類型化する
独自の観がにじみ出る啓発的な図が描けるか
メタファーを用いる図は記憶に残りやすい
モデル化ワーク2-D│市場を俯瞰するマップをつくる
2つの軸をどう切るか
戦略的空白域をつくり出す軸をつくれ
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記④
第4章 ものごとの原理を他に応用する
│スキル3│類推 ものごとの原理をとらえる、他に適用する
寓話の教えを現実生活に役立てる
類推の思考態度でながめると世界はヒントに溢れている
類推ワーク3-A│『ゴルディアスの結び目』
類推ワーク3-B│ロールモデルを探せ
研修の現場から ロールモデルを求める気持ちの脆弱化
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑤
補講①:「守・破・離」の観点から
補講②:比喩で考える
イソップ物語から聖書・仏典・コーランにいたるまでの深遠な比喩の世界
比喩の「展開」と「凝結」
4象限の名を比喩で表す
類推ワーク3-C│4象限名の比喩化
コラム│プラトン「洞窟の比喩」
第5章 ものごとをしなやかに鋭くとらえなおす
│スキル4│精錬 コンセプトを磨きあげる
商品アイデアや技術は磨かれたコンセプトを欲している
物事のとらえ方・コンセプトを精錬する方法
精錬ワーク4-A│Magic Pot Ideation 偶発の「掛け合わせ」による概念創造
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑥
掛け合わせアイデアをより効果的に深めるために
「製品で勝っても、事業に負ける」ことがある時代
「アズ・ア」モデルによる事業概念の大転換
売るものは「製品」ではなく「製品の中核にある価値」である
単にサブスクリプション型で売るのが「アズ・ア」モデルではない
「X as a Y」─XとYに何を入れるか
「車両清掃 as a おもてなし」という大胆な事業概念の転換
そのごく普通の商材は新しい概念の光を当てることで生まれ変わる
精錬ワーク4-B│「アズ・ア」モデルによる事業概念の大転換
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑦
第6章 ものごとに意味づけや価値づけをする
│スキル5│意味化 ものごとの目的を定める
科学の言葉・芸術の言葉・哲学の言葉
目標と目的~2つの概念の違い
レンガを積む3人の男~彼らの目標・目的は何だろう?
「目標に動かされる」のか「目的のもとに動く」のか
数値目標は溢れるが目的がない職場
目的と手段~意識目線の高さによって相対的に変わる
事業組織の目的は利益獲得か?
目的を「処し方」に置くか「在り方」に置くか
「数値追求のヒエラルキー型」組織と「理念具現化の自律創発型」組織
組織における個人の分業意識~「ブロック的」か「マグマ的」か
意味化ワーク5-A│担当事業/プロジェクトにおける目的と手段の再確認
個人の目的意識と経営方針の齟齬が生じることも
意味化ワーク5-B│基盤価値の言語化
動機を重層的に持つ
意味化ワーク5-C│仕事・事業の動機5段階
意味化ワーク5-D│提供価値宣言
「変化」を渡るために「不変」の軸を持つ
意味化ワーク5-E│目標を意味につなげる:L2Mシート
仕事・事業に対し「意味」は必要か?
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記⑧
第7章 事業・製品・サービスを独自で強いものにするために
│総括講義[1]│「モラル・ジレンマ」に立つ
複数の価値の間でどう判断し行動するか
5人を殺さないために1人を殺してよいか
道徳的判断とは「自我を形成し・現し・検証する」こと
論理で割り切れない複数の価値の葛藤問題
総括ワーク6-A│ボックスティッシュ開発競争~複数の価値が矛盾する中で
私たちは「マルチロール」な存在である
「組織人格」と「個人人格」を超えて
モラルジレンマ追加ワーク①:安価なエイズ治療薬
「多数の命を救う」vs「創造者の権利を守る」
モラルジレンマ追加ワーク②:缶詰工場にて
「観念的」に答えが出せても「現実的」に行動できるか
「知の俯瞰」と「情の慮り」を踏まえ「肚を据える」
主観的意志のない討議~正解を当てにいく・情緒に漂う
│総括講義[2]│「知・情・意」の大きな融合
独自の世界観を生み出す思考のダイナミズム
「改良・改善のイノベーション」と「革命のイノベーション」
「意志を宣言するアップル」vs「性能説明をする日本メーカー」
本質〈essence〉と形態〈form〉
大きなイノベーションを呼ぶ思考は技術中心ではなく人間中心
「品質はいいけど面白みがない」製品
事業概念を「在り方」次元にシフトさせる
目的を「在り方」次元で定めると手段は独自性を増す
科学や論理だけで行き着く先は「均質化」
クセやアクのある強い意志がブレークスルーを呼び込む
夏目漱石の教え 「 智に働けば……」
独自の世界観を持つ企業・ブランドたち
総括ワーク6-B│知・情・意の融合模範を探す
総括ワーク6-C│担当仕事における知・情・意の融合
補講:「より多く売る」の誘惑に引き込まれるな
「多数にわかりやすい」への傾倒が独創性を衰えさせる
「分析のもとのビジョン」か「ビジョンのもとの分析」か
「客観を超える主観」へと跳躍せよ
近瀬太志のコンセプチュアル奮闘記 (終)
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